2019年05月23日 08時00分 公開

令和最初のキャットファイトにイッてみた！

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アダルトなイベントやスポットに本能の赴くままに行ってみてイッてみる当企画。今回は去る5月９日から11日までの３日間に渡って行われた“令和最初のキャットファイトイベント”に潜入してみた。 場所は新木場1st RINGでプロレスの大会が開催されることでおなじみの、リングが常設している会場である。

実はキャットファイトファンにとっては、５月中旬の３デイズ大会は『キャットファイトファンのゴールデンウイーク』と言われていて、毎年の恒例企画として開催されてきた。 しかし、諸事情により、この３デイズ大会は残念ながら今年で最後になるとのこと。つまり、令和最初で最後の新木場３デイズとなった。その３日間を追ってみよう。

と、いっても、初日の５月9日に行われた『ＣＰＥミステリーツアー』は観客35人限定の大会で、内容は非公開。大会の模様は後日、観戦者のみにＤＶＤ化した映像が送られるのみ。 その名の通りミステリーな内容になっているが……今回、令和最初の大会ということで、特筆すべき点があった。

それは第一試合でのこと。つまり、令和最初の試合で新人キャットファイターがデビューしたのだ。彼女の名前は大鳳万（おおとり・ばん）。小柄であるが実に表情が豊かで、前へ出ていく姿勢もキャットファイターとして素晴らしい。 もちろん、対戦相手のベテラン重鎮ファイターの鳳華の相手を受け止める力量も大きいところがある。それでも、その点を差し引いても合格のデビュー戦だったと思うし、間違いなく期待の星の誕生だ。次回大会の試合が楽しみな存在だ。



続く２日目、5月10日の大会のタイトルは『CPEキャットファイト×マジックミラー号〜全員水着ぶっかけ祭り〜』！　そう、あのＡＶメーカーの名物企画とのコラボレーションである。 そのため、この日の会場には、あのマジックミラー号が横付けされた、いつもとは違った光景に。



試合は全試合、出場選手は水着で闘うという、一足早いサマーバケーション状態である。ちなみに、この日の最前列のお客様は闘うキャットファイターへ水鉄砲を撃ち放題であり、飛び交う噴射の中での試合となった。 初代ミニスカポリスの福山理子や格闘家のナナチャンチン、元セクシー女優の範田紗々、熟女セクシー女優の伊織涼子といった面々がセクシーな水着姿で闘った。











バナナを使ったセクシーパフォーマンスを見せる『バナナマッチ』など、キャットファイトらしい試合展開となり、白熱した闘いを見せたが、この日の“本当のお楽しみ”は試合後のこと。敗者はマジックミラー号に連行されて、面接官の小向美奈子によって責められる。 それが会場内のスクリーンで中継されたのだが……なぜか、勝者も餌食になったり、この日の出場選手のほとんどが連行されることに。果たして、今後、ＳＯＤからデビューするキャットファイターは出てくるのだろうか？









最終日の5月11日は『〜最強は誰だ！？キャットファイトワンナイトタッグトーナメント〜』。優勝者には十数年前に封印されたタッグチャンピオンのベルトが行われるということで、全8組がエントリー。 福山理子とアザゼル☆桃娘組や範田紗々＆伊織涼子といったセクシー系タッグチームの奮闘が目立ったが、決勝に勝ち残ったのは、太田一平＆太田千秋の元プロレスラー＆総合格闘家夫婦チーム。 対するのは内山沙千佳とナナチャンチンのベテランキャットファイターと総合格闘家によるチーム。







順当といえば順当な組み合わせであるが、そこにあったのはキャットファイトの醍醐味の一つであるセクシーさは皆無。各選手の意地が交錯するシバキ合いのような展開であった。途中、ナナチャンチンが太田千秋と闘うということにイロイロと感じるものがあったのだろう。 涙ぐむシーンが見られた。お互いに格闘家同士であり、過去の経緯・心情が作用したものかと思われる。そこには二人にしか分からないものがあったけれど、観ている者に伝わるものがあったことも確かだ。最後は太田千秋がナナチャンチンをアームロックで下し、太田夫婦が第４第ＣＴＣタッグ王者になって、幕を下ろした。





令和最初の。そして、今回で最後の３デイズ大会は、まさに笑いあり、感動あり、そして、もちろんエロスありの「これぞキャットファイト、これがキャットファイト」という内容だったと思う。 そして、最後にして最高の３日間であった。来年の５月はどうなるのか？　最後を嘆くよりも、新しい何かが始まりそうで期待が高まった仕方ない。


※取材・文／キャットファイトライターゐりゑ