2018年02月06日 18時00分 公開

実録「レイプ裁判」教え子食いの元予備校教師が中年になって合鍵を拾うと…

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• 週刊大衆2018年02月12日号

　鍵は、はたしてその物件に住む女子大生・小杉美玲さん（２１）のものだった。部屋の主が外出中なのを確かめて侵入した桐山は、本棚などを物色し、彼女が「リケジョ」と呼ばれる理系の女子大学生と知った。数学講師だった桐山は彼女に興味を抱き、そして、興奮した。２０代の頃、教え子だった処女の麻希さんを絶頂に導いた愛欲の記憶が一気によみがえったのだ。“セックスを教えたい”妄想が膨らんでいく。桐山は鍵を持ちかえり、朝、店が開くと同時に合鍵を作った。

　一方、深夜から翌朝まで居酒屋バイトで疲れて帰宅した美玲さんは、キーケースの中からスペアキーが落ちたことにも気づかず、ベッドに倒れたまま眠り込んだ。そして、正午過ぎに彼女が研究室へと出かけたのを確認すると、桐山は再び彼女の部屋に侵入。ベッドの下の空間に身を隠した。晩まで研究室にいた彼女が帰宅するまで、暗い部屋の中で桐山は独り、その帰りを待った。己の妄想に、激しく怒張しながら。

　やがて、彼女が帰宅。シャワーを浴びるとすぐにベッドに入り、眠りについた。数十分後、息苦しさを感じて起きると、体の上に見知らぬ男が乗っていた。叫ぼうとする彼女の口を桐山は塞ぎ、こう告げた。「セックスの良さを教えてあげる」　必死に暴れる彼女に包丁を突きつけて黙らせると、サルグツワを施し、両手をベッドの枠に縛りつけた。「気持ち良くするからね」

　桐山は彼女の乳房を愛撫し、さらに開脚させて秘所を舐め回した。彼の妄想の中で激しく感じていた麻希さんの姿を重ねるも、美玲さんはうめくだけで反応はなし。桐山の男根だけが、激しく勃起していた。ならばと桐山は亀頭をあてがい、男根を少しずつ彼女に突き立て始めた。「ンン、ムグッ」彼女は顔を左右に激しく振って拒み続けたが、桐山は無視し、彼女を貫いた。

　だが、久しぶりの快感に、不覚にも桐山は緩んだ。早くも、彼女の中に精を放ってしまったのだ。ヤケになった桐山は獣欲の赴くまま、懐かしい“抜かずの３発”を決め込み、逃走した。その後、美玲さんは死に物狂いで両手の自由を取り戻し、通報。翌日、なんと彼女の郵便受けに“ラブレター”を投函しにきた桐山は、あっさり逮捕された。のち法廷へ。妄想男への厳刑は、ほぼ確実である。（文中の登場人物は、すべて仮名です）