2017年03月09日 07時00分 公開

甘い誘惑「ＪＫお散歩」のアブナイ最前線

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JKビジネスを規制する条例で今後は違法の可能性も

　少女も少女で、彼氏も彼氏。開いた口が塞がらなくなったところで１時間のお散歩タイムは終了。記者との会話では１円にもならなかった彼女に、５０００円札を渡し「お釣りはいらない」と言った。少ないが、取材謝礼のつもりだ。

「え？　うそ？　私、細かいのあるよ……本当にいいの？　本当に？」　予想外に慌て、やたらと恐縮していた。今回の取材で初めて、彼女に幼さを感じた瞬間でもあった。

　どちらにせよ、ＪＫお散歩が援交の温床となっているのは事実。この手の店は摘発されるのだろうか。『アディーレ法律事務所』の岩沙好幸弁護士は、こう語る。「２月２２日、ＪＫビジネスを規制する条例案が東京都議会に提出されました。条例ではいわゆるリフレや見学、撮影、そして散歩などを特定異性接客営業と規定し、１８歳未満を働かせることを禁止していますので、今後はＪＫお散歩が違法になる可能性があります」

　今回、ＪＫとお散歩をした記者は大丈夫なのか？　「お散歩だけなら特に罪にならないでしょう」（前同）

　むろん、買春すれば当然、犯罪だ。「１８歳未満を買春した場合は児童ポルノ法４条違反となり、罰則は５年以下の懲役または３００万円以下の罰金です」（同）

　決して危険な誘惑に巻き込まれないよう、注意していただきたい。