2014年09月01日 00時00分 公開

女性はなぜ「濡れる」のか？

• 桃色コラム

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愛液には、基本的に３種 類ある。まず、１つ目が、 膣の入口を潤わせるバルト リン腺液。これは膣口の左 右にあるバルトリン腺から 分泌する。次に、膣の内壁 から滲み出る膣液。そして、 ３つ目が、膣の奥から出る 子宮頚管粘液である。

女性によって愛液はこんなに違う！「私のって、チーズの匂いがするって言われて……」

愛液の基本的な成分は人によって、それほど変わらないが、色や匂いついてはかなり個人差がある。

「私の場合、生理の前は性欲や性感がアップするんですが、ラブジュースも生理の前は少し変わるんです。いつもは無色透明なのに、生理前にエッチをすると、翌朝、シーツが少し黄色っぽくなっているんです」こう顔を赤らめながら打ち明けるのは、パート妻の志帆さん（３８）。

黄色いラブジュースは匂いも、ややキツくなる。「朝、シーツの匂いをクン、クンと嗅ぐと、なんか豆腐を焼いたときのような匂いがするんです。夫はリポ○タンＤの匂いだって言うんですが（笑）」

女性は、排卵に合わせて子宮頸管粘液の分泌が活発になり、粘りも強くなる。生理前に愛液の色や匂いが変わるのは、この子宮頸管粘液が関係しているようだ。

「イッたときと、イカないときでは、愛液の匂いが少し違う」と言うのは、ある航空会社でＣＡとして働く菜々子さん（２７）。

「きちんとイッたときは、なんかパルメザンチーズの匂いがするんです。逆にイカないときは、生ワカメみたいな匂いなの。彼氏も、これに気がついてるみたいで、パルメザンチーズのときは"今日は満足したみたいだね。匂いもエッチだったし"と、頭を撫でてくれます（笑）」

家電量販店に勤める由里さん（３２）は、「３カ月以上のインターバルがあると、酸っぱい匂いがする」と言う。

「こないだ、合コンをした男性と何カ月ぶりかでセックスしたんだけど、終わったあと、その男性から"ヨーグルトみたいな匂いがした"と言われたんです。自分でも、なんか、ちょっと酸っぱいような匂いがすることに気づいたんだけど、セックスのインターバルが長いと、下着を洗濯するときも少し酸っぱいような匂いがするんですよ」

セックスを長くしないと、膣の"水はけ"が悪くなる。酸っぱい匂いになるのは、膣の中で酸化が進むこともあるからだとか。

「今日はエッチしそうだなってときは、簡易ビデで膣の中を、しっかり洗浄するようにしています」（由里さん）

体の中に"農園"を抱える女性は、手入れも大変なようだ。

愛液の量や粘度も十人十色、百人百様だ。「私の愛液は全然粘りがなく、終わったあとに下着を触っても水をこぼしたみたいにサラッサラなんです。うちのダンナによると、量も"クンニしてる最中にゴクゴクと飲めるほど"多いそうで、"お前とセックスしたら、喉が渇くってことはない"なんて言うんです。逆に、わたしのほうは、セックスが終わると、けっこう喉が渇くんですが（笑）」（専業主婦の彩乃さん＝ ３３）

既婚の上司（４３）と不倫中の紗奈さん（２８）は、自分では気づかなかった愛液の秘密を知ったという。

「その上司にクンニされて一番気持ちよくなると、自分でも何か出てるような感覚があるんです。上司にいわせると、実際に"チ、チ、チ、チーっと少し粘っこい液体が出る"そうです。針で開けた小さな穴から出ている感じで、量も大したことないそうですが、そのときって、すっごい気持ちいいんですよ。そのチ、チ、チーって出るのが……。いったい、なんなのか、自分でもよくわかんないんですが（笑）」

もしかしたら、尿道口付近にあるスキーン腺からの分泌液とも考えられますが……女体には、まだまだ神秘の領域があるようです。