2017年12月13日 17時00分 公開

実録「レイプ裁判」出会い系サイトで強姦希望の女性を見つけた男が堕ちた罠

• 桃色コラム

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• 週刊大衆2017年12月11日号
• おっぱい

事件調書

被害者　２０代の幼稚園教諭

犯行現場　被害者の自宅アパート

犯行手口　帰宅時に後をつけて侵入

レイプ犯　［計画］被害者の元交際相手 ［実行］トラックの運転手

　法廷に現れた男は、無罪を主張した。「彼女はもともと、オレにレイプされることを承諾していたんです」　やがて、法廷で驚くべき真実が明らかにされた。レイプ被害女性の元恋人が腹いせに彼女の「レイプ願望」をデッチ上げ、インターネットの交流サイトに流していたのだ。その実行犯となったのが、法廷の男だった。

　栗田一樹（３９）は深夜便のトラック運転手をしながら長年、両親の介護をしていた。栗田には２０代後半の頃、結婚を誓った女性がいた。半同棲にまで発展したが、父親が脳の病気で倒れ、介護が必要となる中で、もともと病気がちだった母親も心身の調子を崩し、療養生活が始まった。

　そして、まだ若かった交際相手の女性は、彼女に時間を割けなくなった栗田のもとから去ってしまう。栗田はひとり、両親の介護を続けながら、やがて悲しい悟りを開いた。“こんなオレと結婚する女なんて、世の中にいるわけがないんだ”　諦めた栗田は風俗店でたまに遊び、それ以外はオナニーに耽る生活を送った。

　両親の療養が１０年あまりにわたって続くと、やがて栗田は、こう空想するようになった。“ヤリマン女と出会えないものだろうか”　根っからの淫乱ですぐにセックスさせ、金のかからない女……。栗田は暇さえあればスマートフォンをいじり、都合のいい女性を交流サイトや、スワッピング、青姦など特殊性癖のある人々の掲示板で探すようになった。

　そんな栗田の目に飛び込んできたのが、次のメッセージだったのだ。《私をレイプしてくれる方はいませんか》　メッセージとともに、若い女性の愛らしい写真が添付されていた。半信半疑ではあったが、レイプという言葉に彼の嗜虐心は敏感に反応していた。とはいえ、慎重を期し、直接メールを送って確かめた。《マジっすか？》　すると、たちまち写真の添付つきで返事があった。《最近、暴力的に犯されてみたい願望が強くなってきて……考えただけで濡れてきちゃうんです》

　栗田は、ゴクリと生唾を飲んだ。そして、深夜便トラック運転手の仕事と両親の介護に追われる中、強烈な刺激を求めている自分に気づき始めるのだった。“世の中には、いろんな女がいる。レイプ願望がある女が実在しても不思議じゃないんだ。合意があれば犯罪じゃない”　添付された写真に写っていたのは、幼稚園の教諭をしていた水沼晴香さん（２３）だった。だが、後に法廷で明らかになるメッセージやメールなどの送り主は、まったくの別人だった。

　晴香さんの写真を添付して送っていたのは、半年ほど彼女と交際していた須賀（２５）という男だ。須賀は交流サイトで晴香さんと出会い、男女の仲になるとすぐに彼女のアパートに転がり込んできた。しかも、すぐに働かなくなってヒモ状態になった。晴香さんは呆れ果て、須賀と別れた。だが、須賀は彼女を逆恨み、晴香さんになりすまして「レイプ願望」をデッチ上げたのだった。

　そうとは知らず、栗田はメールのやり取りを続けてこう告げた。《あなたの願望が本当なら、お望み通りにしますよ》　首尾よく栗田が釣れた須賀は、晴香さんとの蜜月時代に撮ったセミヌード写真を送った。さらに彼女が住むアパートの住所、建物の写真などを送り、部屋番号まで伝えたのだった。

　やがて栗田は、メール相手にこう伝えた。《今日、あなたを襲いに行きます》　すると須賀はこう応じるのだった。《抵抗しても、盛り上がっていると思って、遠慮なく犯してくださいね。ある程度なら強く叩かれてもいい。夕方には帰ると思います》

　その日の夕方、職場の幼稚園から、晴香さんがいつものように帰宅した。アパートの外階段を上がり、２階の玄関ドアの鍵を開けて部屋に入ろうとした瞬間だった。後をつけてきた黒ずくめのジャージ姿の男に、背後から突き飛ばされたのだ。「キャッ！」

　玄関先に倒れた晴香さんに、栗田が覆いかぶさってきた。「これからお望み通り、お前をめちゃくちゃにしてやる！　騒ぐんじゃねえぞ」　晴香さんはきっぱりと拒んだ。「警察を呼びますよ」「うるせえ！」　栗田は晴香さんの顔面に強烈なビンタを何度も食わせると、小型ナイフを突きつけてスカートの奥に手を突っ込んだ。下着の上から恥丘を撫で回す栗田の男根が、徐々に怒張していく。「やめて、出てって！」　必死に拒む彼女を栗田はリビングに引きずり込み、彼女の服を乱暴に引きちぎっていった。