2017年09月24日 17時00分 公開

実録「レイプ裁判」妻を亡くした男の趣味は覗き…性欲を抑えられず一線を越え

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• 週刊大衆2017年09月25日号
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　成田はそれ以来、嫉妬の炎を燃やしながらも、雑居ビルに足を向け、覗きを繰り返すようになった。そんな成田に悪魔が降りてきたのは、いつものように濃厚なセックスの後、翌朝早い用事でもあるのか、シャワーを浴びた男が立ち去るのを見たときだ。

　窓は、少し開いたまま。成田は何かに突き動かされるように、迷わず窓から部屋に侵入する。ベッドでは、事務ＯＬの滝原亜希さん（２５）が眠っていた。均整の取れた亜希さんの全裸を、成田は見つめた。大きな乳房、恥丘を覆う濃いヘアに獣欲が高まる。成田はそのまま台所に忍んで行くと包丁を持ち出し、ズボンと下着を脱ぎ捨てると、やにわに彼女に覆いかぶさり、包丁を突きつけた。

　目覚めた亜希さんは、恐怖に顔を引きつらせながら手足をバタつかせ、必死に抵抗する。「逆らうなら、こいつで突き殺すぞ！」　成田の脅し文句に、亜希さんから急速に力が抜けていく。恐ろしさのあまり、抵抗する気力がなくなったのだ。成田は満足げに歪んだ笑みを浮かべ、彼女の乳房を乱暴に揉みしだいた。その後、恥丘に手を伸ばし、秘部をまさぐり始める。膣口を探ると、指がヌルヌルッと入る。そこは、情交を終えたばかりでまだヌカルミ状態だったのだ。

　成田の頭に、最後に見た妻の顔が浮かび、消えた。硬く勃起したペニスを膣口に突き立てると、そのまま、荒々しく奥のほうに突き進んでいく。久しぶりの感覚に、成田の頭は真っ白になり、腰を激しく振り続けたあげく、欲望に濁った精液を膣内にぶちまけた。亜希さんが茫然自失なことをいいことに、すぐ回復した成田は彼女をうつ伏せにするとバックから再びレイプ。その後、侵入した窓から逃走したのだった。

　それ以来、成田は次の“獲物”を求めて覗き行脚を繰り返すようになる。“やってやる！”レイプにおよぶ興奮、スリル、達成感が、空虚な成田の心を埋めていた。

　やがて成田は、ある若い女性に狙いを定め、鍵を閉め忘れた彼女の部屋に侵入しようとしたところを、巡回中の警察官に呼び止められて連行され、逮捕。のち法廷へ。亡き妻を最悪の形で裏切った男への厳罰は、ほぼ確実である。（文中の登場人物は、すべて仮名です）