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熟女人妻が語る「忘れられない不倫セックス」

本当のSEXを初めて知った

 かように、極楽に行った奥さんもいれば、地獄を見た奥さんもいる。池袋の喫茶店で、バツイチ妻の真理さん(48)に話を聞いた。「最初の結婚は24歳のときでした。元夫は国立大学を卒業して一部上場企業に勤務する会社員。酒もバクチもやらない真面目な人で、条件だけなら理想的な結婚だったんですか……」

 ところが、一緒に暮らしてみると、このダンナがとんでもない潔癖症だった。「エッチの前におしぼりで私のアソコを拭くの。信じられますか?」

 しかし、当時は彼女も経験がほとんどなく、短大を卒業する直前に合コンで知り合った男と1回しただけ。「過度な潔癖症も、“そんなもんかな”と思ってました。セックスも大して気持ちよくないし、なくても構いませんでした」

 そんな真理さんだったが、31歳のとき、学生時代の先輩のTさんと街でバッタリ会ってから、運命の歯車が狂いだしたという。「彼に誘われてビアガーデンで飲んだんですが、店を出ると私の手を取って、グイグイとホテルのほうに引っ張っていくんです」

「困ります」と拒んでも、「大丈夫だから」と押し切られ、あっという間にホテルで押し倒されていた。「Tさんったら、シャワーも浴びないまま私のショーツを下ろして、いきなり舐め始めたんです」

 汚いからダメ、と抵抗を試みたものの、「洗ってないのがいいんじゃないか」と、その舌を休ませない。 恥ずかしさと気持ちよさが入り混じる中、「ヤバイと思って、気持ちを引き戻そうとしても、持っていかれちゃうっていうか……。最後は幽体離脱したようにフワフワして、初めてイッちゃった。ボーッとしたまま、“そうか、セックスって、こういうものだったんだ”と初めて分かりました」

 これでヤミツキになり、Tさんとの密会を重ねた彼女。だが、楽しいことは長続きしない。「元夫が勘づいて、探偵を雇って調査させたんですよ。私は舞い上がっていたから全然気づかず、元夫が出張で家を空けると言うのを真に受けて、Tさんを自宅に招き入れたんです」

 寝室を使うのは気がひけたので、リビングのソファでパコパコしていると、いきなりドアが開き、カメラを持った探偵と元夫が転がるように入ってきたという。「そこで撮られた写真が、動かぬ証拠になりました。私はほぼ無一文で家を追い出され、Tさんは、いろんな誓約書を書かされたうえに、慰謝料を払うはめに」

 結果的に、それがTさんとの最後のセックスになったが、「彼との最初と最後のエッチが、いろんな意味で忘れられない」と、真理さんは語るのだ。「でも正直、後悔してません。今の結婚相手はTさんとは違う人ですが、体の相性はバッチリです(笑)」

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