2016年12月31日 10時30分 公開

援デリやサクラはどうなった!?「出会い系サイト調査隊」最前線を行く！

• 桃色コラム

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「僕が１０代、２０代の頃に、こんなものがあったら、“出会いがない！”と悩むことも苦労することもなかった。今の若い人たちが、本当に羨ましいですよ！」と叫ぶのは『ヤリチン専門学校』などの著書がある作家の尾谷幸憲氏。“こんなもの”とは、最新の出会い系スマホアプリのことだ。

スマホの特徴を生かした使用感。そのパワーは絶大

これらは、Ｆａｃｅｂｏｏｋやアメーバブログを経由しての認証システムとなっていることが、人気を集めている大きな理由となっていることは間違いがない。
「アプリの中には、プロフィールの中に【初回デート費用】という項目があって、“男性がすべて出す”“男性が多めに出す”“割り勘”といったように、初対面では確認しにくいことを最初からハッキリさせているのも、女性にはいいのかも」（同）

また、スマホの特徴を生かした、まるでゲームを楽しむような感覚的な使用感も、４大アプリに共通する大きな利点だろう。
「多くのアプリで採用されているのは、マッチングシステム。条件や顔写真で“いいね！”や“ライク”といった好意的な意思表示を行った男女が、直接のやりとりができるようになるというもの。次々に出てくる写真を１秒で選別できるので、とにかく簡単なんですよね」（同）

このマッチングまでは無料。マッチングに成功した相手と、直接、メッセージのやりとりをするためには、男性は月額３～４０００円の利用料がかかるが、
「メールを１通送るのに５０円分程度のポイントがかかることが多い、従来の出会い系サイトと比較しても、この金額は非常に良心的ですね」
と、出会い系に詳しいライターの鎌田和男氏は話す。

メッセージのやりとりは、ＬＩＮＥのようなスタイルで、会話を楽しむようにポンポン行えるようになっていて、使い勝手も非常にいい。
「すでにマッチングが成功し、互いが一定の好意を抱いているということが分かっているという状態が、メッセージ交換のスタートラインですから、会話も弾みやすく、その日のうちに“時間あるなら、このあと飯でもどう？”みたいな展開になりやすい」（鎌田氏）
実は、本誌でも仕事をしているカメラマンも、出会い系アプリを利用している。

「本当に簡単だよ。１０人会えれば、５人とはデートしているから、遊び相手にはまったく困らなくなったね。それとは別に、今、真剣につきあっている彼女も、実はＰａｉｒｓで見つけたんだよ」（カメラマン）
上から目線にイラッとするが、それだけ出会い系アプリのパワーは絶大だということだ。