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人はなぜ浮気する? 男と女の「不倫の真実」

梨園の超大物もハマってしまった密通の罠。平成の世はまさに、一億総“不倫”社会と化そうとしている!

梨園の超大物もハマってしまった密通の罠。平成の世はまさに、一億総“不倫”社会と化そうとしている!

9月14日、歌舞伎の大名跡『中村芝翫』襲名を控えた中村橋之助(51)が京都の美人芸妓(30代半ば)と不倫をしていたのが発覚。駆けつけた取材陣を前に釈明会見をする騒ぎがあった。
「不倫を報じた『週刊文春』によると、妻の三田寛子(50)が“ウチには芸の肥やしとかありませんから!”と憤っていたそうです。橋之助は歌舞伎界でも真面目な愛妻家で通っていただけに、本当に驚きましたね」(女性誌記者)

この橋之助だけでなく、今年はタレントのベッキー(32)、落語家の桂文枝(73)、三遊亭円楽(66)、歌手のファンキー加藤(37)など、不倫騒動続きだが、これをお読みのあなた自身、あるいは読者の周辺の方も、「やったことがある」「やっている」という方がいるのではないだろうか。
早稲田大学で『恋愛学入門』の講義を持つ森川友義教授は、今年7月に上梓した『大人の「不倫学」』(宝島社)で、日本人の不倫率についてさまざまなデータを分析し、次のように述べている。

<現在進行形で不倫中の男女は男性の4人に1人、女性の6人に1人。1年以内に不倫経験がある人は男性の5人に3人、女性の4人に1人。人生での不倫経験率は男性4人に3人、女性は10人に3人になる>
これは驚きの数値だが、「こうした調査に協力した人の中には、夫や妻にバレるのを恐れて虚偽申告した人もいるはずです。これを加算すれば、不倫率はさらに高くなると思います」(森川教授)
なぜ、こんなに不倫が多いのか。森川教授に読み解いてもらった。

「決まった相手以外とセックスをすることや、既婚者が不倫するのは、ある意味で遺伝的な要素も大きいんですよ」
簡単に言えば、男は結婚しても、いろいろな女に自分の種をいっぱい残したいという本能がある。女は複数の男の種を取り込み、生まれる子どもが病気などで死ぬリスクを少しでも分散させたい。こうした遺伝子レベルの戦略が働き、浮気や不倫に走るのだという。

「アメリカの研究では、人は多かれ少なかれ、恋人や配偶者以外の相手とセックスをしたい願望があるという結果が導き出されています。ふだんは倫理観や貞操観などに縛られて不倫を実行しないが、ある条件が揃うとハードルを超えるということでしょう」(前同)
我々男が知りたいのは、人妻はなぜ不倫するのかだが、彼女たちが不倫のハードルを越える理由はいくつかあるという。
「実はここ何年かのデータを見ても、セックスレスが進んでいるんですね(図1)。まず、これが大きな理由だと思います」(同)


既婚者ならご存じの通り、夫婦間のセックスはだんだん刺激が減ってくるもの。
「1杯目のビールはうまいけど、10杯目はそれほど美味しくない。これと同じですね。むろん、これは夫だけでなく妻にも当てはまります」(同)
セックスに飽きたり、忙しく働いて疲れるなどでセックスレスになる。これが不倫の引き金になるというわけだ。

専業主婦のKさん(43)の不倫も、この典型的なケースだった。彼女の夫(51=自営業)は、Kさんが40歳を超えた頃からセックスを誘わなくなった。
「特別にケンカしたとかじゃなかったんですが、私がそれとなく誘っても“疲れてる”と言って応じないんです。それが続いて2年ぐらいした頃、夫がいきなり別の部屋で寝るようになったんです。もうセックスをするつもりがないのかと思うと余計悶々として……」
不倫のハードルを超える気になったのは、仕事の関係者との親睦旅行に夫と参加したときだった。

「このときは夫が幹事で、みんなの部屋を割り当てたんですが、私たちの夫婦だけ別々だったんです。夫はもう一生、私とセックスをする気がないと分かり、これでプツンと切れました」
Kさんが友達から紹介された男性(48)と会ったのは、旅行の3か月後だった。
「セックスをしたいということもありましたが、40代前半で“女が終わる”というのが耐えられなかったんです」(Kさん)

人妻はセックスだけでなく、夫との精神的なつながりがなくなっても、よろめきやすい。
「女性は心を安定させる神経伝達物質・セロトニンの分泌が男より少ないんです。このため、何かに頼りたがる傾向が男より強い。妻が一番頼りとする夫に、愛情がなくなったり、昔のような優しさがなくなったと感じるようになると、不安になり、他の頼れる者を探します。これが夫以外の男性との不倫につながるんです」(前出の森川教授)

結婚8年になるMさん(36)も、「夫に愛されてない」と感じたことが不倫の引き金だったという。
「結婚してずっと、朝のチューや結婚記念日のお祝いを欠かさなかったんですが、子どもが生まれた頃からなくなり、会話も事務的なものになって。私も育児に追われ、それどころじゃなくなったということもあるんですが……」
パート先で知り合った男性に誘われて肉体関係を持ったのも、「夫に構ってもらえない寂しさから」と言う。
「彼は私の仕事ぶりを褒めてくれ、“女性として魅力がある”と、自信を与えてくれたんですね。彼と関係を持つようになると、子どもたちからも“ママ、最近あまり怒らないし、明るくなったね”と言われるようになりました」(Mさん)

森川教授によると、主婦を取り巻く社会的環境も不倫を助長している大きな要因だという。
「まず、スマートフォンの普及が不倫を助長している一つでしょう」
スマホを持つことで浮気相手とダイレクトに連絡を取れることもそうだが、フェイスブックなどのSNSの影響も大きい。
(※図2では、SNSほかネットを通じて不倫相手と出会う割合が全体の12%にも及んでいることが分かる)。


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