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男の最後の楽園「ザ・ちょんの間」大阪飛田新地が進化している!

「そりゃ、盛り上がるでしょうけど、我々にとっては死活問題ですよ」 東京都の風俗業界関係者が口を揃えて訴えるのは、2020年の開催が迫る東京オリンピックのことだ。 「03 年に当時の石原慎太郎都知事が断行した"歌舞伎町浄化作戦"による取締りで、水商売や性風俗の店は大打撃を受けました。今度はオリンピックですから、歌舞伎町に限らず、"治安維持"を大義名分とする締めつけが、大々的に行われるのは明らかです」 男の癒しの場が壊滅の危機に晒されつつある現代。だが、変わらぬ街並みで、男を温かく包み込む"最後の楽園"がある。それが、大阪市西成区にある"ザ・ちょんの間"飛田新地だ。 「ここは、大正時代から1958年の売春防止法施行まで"遊廓"として栄えたエリアで、今は『飛田新地料理組合』に加盟する200軒弱の"料亭"が、通りに面し、碁盤の目のように軒を連ねています。大阪府ではソープランドが条例により禁止されていますが、飛田にはもっと刺激的な"ちょんの間"が今も残っているんです」(ベテラン風俗ライター)

値段は15分1万1000円から

「お兄さん、決めてよ」
ビビッ!俺の中に電流が走った。そこにいたのは、好みドンピシャの白ギャル女子。このレベルの女子はなかなかお目にかかれまい。

「はい、いらっしゃい」
呼び込みのおばちゃんに迎え入れられると、エンジェルが微笑んでくれた。

「上がって左の奥ね」
階段の途中で初めて声を発した彼女。声も好みだ。
すでに布団が敷かれてある6畳ほどの部屋に入ると、ラミネート加工された値段表が提示された。

「15分1万1000円からだけど、何分にする?」
この値段は、組合によって統一されているそうだ。
「今だったら、ちょっとサービスしちゃうよ♪」
じゃ、こっちも奮発しちゃいます! 1000円割引で45分3万円也。

金を受け取った彼女は階下に。再び上がってくると、
「じゃ、準備してくるね」
と言って、また部屋を出て行く。ドキドキ。数分後に戻ってくると、おもむろに部屋の明かりを落とし、服を脱ぎ始めた。

「年? 21だよ。1年ぐらいかな、ここで働いて」
と情報を探りながらも、目は暗視モードにスイッチ・オン。ウヒョッ! 小ぶりでも形の良いオッパイさん、初めまして☆

さりげなく、自らの股間にローションを塗り、臨戦態勢を整えた彼女。
「ちょっと、ヒヤッとするけど、ごめんね」
と、液体が染みたウェットティッシュでマイ・サンを消毒。そう、飛田には風呂もシャワーもないのだ。綺麗になった愚息にコンドームをハメハメすると……シュポッピュじゅぽっ!

乳首へのフェザータッチも決して怠らない彼女の、巧みで素早い"口撃"。
「お、俺も触っていい?」
フェラチオしながら頷く彼女。もみもみモミモミ。
「んっ……も、もう、お願い……いれ……て……」

了解であります! ズプッ……あ、あったかいんだからぁ~……ぬちょぬぬちょズプルずゅるズピュルびゅっ……ちょっ……
「……と待って、ちょっと待って、お姉さん!」
の抵抗空しく、俺の8.6センチバズーカはあっけなく大爆発。普段は1時間の攻防にも耐えうるタフガイだが、この日は体調が悪かったのだろう。そうだろう。

時間がまだ少しあったので、身支度をしつつ、俺は質問をぶつけた。
「今日の勤務は午前6時から午前0時まで。その時間にお店が一斉に閉まるの」
「うちは女の子3人だけど、多い店は5人いるかな」
「最高齢? 私、77歳のおじいちゃんを相手したことあるよ。しかも、ちゃんとイカせてあげたよ(笑)」

3万円払ったからか、彼女は俺に対し饒舌だった。
「それにしても、おばちゃんたち、声かけまくりだね」
「でも、敷居を越えて声をかけちゃダメだし、手を引っ張るのもダメだよ」
「なんで女の子は微笑むだけで声かけないの?」
「かけたら売春になっちゃうじゃん。私服警官がすぐに飛んできちゃうよ」

ここで、部屋にチャイムの音が響いた。時間だ。俺は、別れを惜しむ彼女の姿を振り返ることなく、店を後にした。街は、少し暖かい気がした。


遠い目をしながら語り終えたX氏の満足そうな顔。飛田新地――そこは、我々に残された最後の楽園なのかもしれない。

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