2014年10月08日 20時30分 公開

平日の午後3時……あらわれたスレンダー『昼顔妻』の下着は黒のレースだった？

• 桃色コラム

• 出会い

いきなり私事で恐縮だが、半年前に２歳年下の彼女にフラれた本誌記者（40）。自分がバツイチということもあり、結婚をシブっていたのが原因だったのだが……。秋も深まり、寂しさだけが募るばかり。この歳で出会いを求めるなら……そうだ、テレクラがあった！　十数年前の記憶を頼りに、繁華街に出た記者だったが、テレクラがない！

いきなり私事で恐縮だが、半年前に２歳年下の彼女にフラれた本誌記者（40）。自分がバツイチということもあり、結婚をシブっていたのが原因だったのだが……。秋も深まり、寂しさだけが募るばかり。この歳で出会いを求めるなら……そうだ、テレクラがあった！　十数年前の記憶を頼りに、繁華街に出た記者だったが、テレクラがない！

そうなのだ。いまや出会いの主戦場はスマホの出会い系サイトに完全移行しているのだった。浦島太郎の気分である。

スマホの出会い系サイトなどまったく知らない記者だが、そこは職権を濫用させてもらおう（笑）。こちらの知り合いには、パソコン黎明期から出会い系の記事を書いているライターがいるのだ。
そのライターが「初心者と課金で成果が出なかった人」向けとして紹介してくれたのが『ファーストラブ』だった。ここは何をやっても「サイト利用料無料」がウリだとのことだ。

登録は簡単。自分のご近所女性の掲示板が、ものの５分で見られるようになる。
課金サイトなら一回10円はかかるであろう閲覧、コメント送信、受信などすべて無料なので、気軽に何人もの女性に連絡に連絡が取れるのがイイ。女性の投稿は、国内最大級の「恋愛結婚支援サイト」というだけあって、20歳から40歳後半までバリエーションに富んでいる。

大人の関係を求めてくる女性も結構いるが、今回はのんびり付き合える同年輩の女性がいいので、そんな雰囲気を醸している女性にアタック。テレクラ時代のあの興奮が蘇ってきた。最初こそ緊張するが、慣れると１日30人ほどにメールを送っている。

そのなかで、
「埼玉の○○駅近くに住む主婦です。普通にご近所さんで絡んでくれる人募集中です。まずはメル友から☆」
という37歳のあかねさんが、
「ご近所ですね～」
と連絡をくれていた。記者は彼女の駅から２コほど都心寄りの駅に在住している。ほどよい（？）ご近所というところが功を奏したか。

「いろんなサイトを経験したけれど、ここのノンビリペースが合ってて」
というあかねさん。サイト初心者は文面で分かるそうで、
「◎◎さん、自分のこと赤裸々に報告しすぎですよ（笑）」
と笑われてしまった。ぎこちないノリが気に入られたのか、記者の地元駅で、平日午後３時の会食となった。

当日、
「こんな半端な時間にごめんなさい。ダンナが７時には帰ってきちゃうから、５時には帰らないとダメなんです」
と言いながら記者いきつけの喫茶店に現れたのは、超スレンダー美女！　会社を半休して来た甲斐があったというものだ。

結婚10年目というあかねさん。20代はマスコミ関連で仕事をしていたんだとか。今のご主人もマスコミ系。こちらの身分は明かさなかったが、同業さんというところか。
「◎◎さん、いろいろ正直に書き過ぎですよ。でも……だから会おうかと思ったんですよね（笑）」
と、初対面ながらすっかり打ち解けた笑顔を見せるあかねさん。
「ウチのダンナ、『昼顔妻』が流行ったから二番煎じを作るとか言ってるんですよ。そんなの私に色々聞けばいいのにね。リアル昼顔妻なのに」
最近、昼に不倫する人妻たちを描いたTVドラマが人気を博したそうである。そこに出演する妻たちを『昼顔妻』というそうだ。それって、つまり不倫OKということ？　アイスコーヒーをストローで飲みながら、あかねさんは上目使いで見つめてきた。
「ねえ……来週は地元じゃなくて、もっと都心で会いません？　このあたりだと知り合いに会うのが怖くって（笑）」

というわけで、週末、新宿に呑みにいくことに。しかしあかねさんは待ちきれないようで、
「やっぱり夜に会ったら、『夕顔妻』なのかな～？」
なんてメールで送ってくる。とりあえず夜は人妻っぽい格好でお願いします、と冗談めかして言うと、
「人妻っぽい？　えー悩む…。黒のレースのパンティとかがいいのかな？」
と本気で悩んでいるあかねさん。これはかなり期待できそうです！

と、ここまで１ヶ月。ファーストラブを紹介してくれたライター曰く、課金サイトなら半分の時間だが、２～３万円は掛かっているだろうとのこと。こちらは締め切りがあるわけではないので、時間を金で買う必要はない。完全無料のファーストラブがやはりイイ。まずは登録して、気長に、ノンビリメールしてほしい。果報は寝て待つべし、なのだ。