2014年05月14日 20時00分 公開

「シルバー風俗」で働く人気嬢４人花びら座談会

• 桃色コラム

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中高年のセックスについての記事がメディアをにぎわすなか、「６０歳未満のお客様お断り」をコンセプトに急成長を続ける『こころあ○せ』というシニア専門のデリバリーヘルスがある。 はたして中高年相手に、どんな女性が、どんな接客をしてくれるのか。 そして、どのようなお客さんが来るのだろうか。

３日連続５時間話すだけで…

真奈美 おじいさまって、教え上手でもありますよね。
政治・経済・戦争のこと、そしてエッチなことも教えてくれる。
私の場合は、「おっぱいがＫカップあるのに、パイズリのやり方を知らない」と言ったら、懇切丁寧に教えてくれました。
おかげで今は、下乳に挟むというパイズリ技を持ってます。

――このお店には「デートだけ」のコースもあるそうですね。

真奈美 そこが、私たち主婦などに人気のポイントなんです。
エッチなことをするのは、ちょっと不安……という女性が、デートコースのみで登録しています。
そもそも完全予約制なのでお店での待機がないうえに、オファーメールが来たら自分の都合でＯＫかＮＧを出すことができるんです。
あらかじめ予定が決まっていれば、主人には飲み会だとか同窓会だとウソをつきやすいでしょ？
おかげで私、お客様と泊まりのコースや小旅行に行ったこともあるんですよ。

雛 私は、デートコースで５時間ずっと、お話だけっていうのがありました。
しかも３日連続！ 超高級料亭とかレストランに連れて行かれ、お釣りはチップだと言ってくださるし、なんだか申し訳なくて……。

百合花 もしかしてそれ、ドクターＸのこと？

美穂 あっ、私も知ってる！
奥さまとかお子さまの話をされて、こっちはうなずくだけなんだけど、楽しい時間なんですよね。

雛 な～んだ。皆さんもドクターＸとデートされてるんですね。
６０歳くらいの大阪のお医者様で、東京の大学で講義があるたびに利用してくださるんですけど、１回の利用料金が５～６万円にもなるから、お金持ちなんだなぁと思ってました。
スカイツリーが見えるマンションを持っていて、招待もされたんですよ。
さすがにエッチな要求があるのかな……と思ったら、夜景を見せられただけ。
どうやら若い子を連れ回すのが好きみたいで、行きつけの料亭では私のことを姪っ子と紹介されました。

百合花 私も、そのマンションと料亭に行ってますよ。
姪っ子ではなく、娘という設定でしたけど（笑）。

美穂 デートコースのみの方は、性的なサービスにこだわるんじゃなく、純粋に会話を楽しみたいようですね。
だから、単に年下ではなく、ほどよい年代の大人の女性がいいみたい。

美穂 反面、エッチ目的の人はとってもエロい（笑）。

百合花 そうそう。
ＥＤ気味の方もけっこういらっしゃって、そういう方は、こちらがサービスしようとすると「いいよいいよ、そんなに気を遣わなくても」っておっしゃるんですよね。
「僕はあなたを楽しませたいだけなんだから」って。

真奈美 あぁ、イカせるのが大好きな人ね。
私は「イカ仙人」と呼んでるんだけど、ほかにも「舐め仙人」もいますよね。
舐めるのが大好きな人。

美穂 さんざん舐めてイカされたので、じゃあギブ＆テイクで今度は私が……と言っても、「いいんだよ。もう役目は果たしたから」って。
それでは申し訳ないので食い下がると、「本当に、いいんだ。私は女性を喜ばせることに目覚めました」なんて、作家の渡辺淳一さんみたいなことをおっしゃってました（笑）。

――紳士な方ばかりですが、そうは言っても密室で男女が２人きり。
危ない思いなど、ないんでしょうか？

美穂 相手がご年配なので、健康面で危ないことはありますよ。
プレイが終わってさぁ、お風呂だ、という時に熱いお湯を張ってしまい、急に、お客様の血圧が上がって倒れちゃったことがあるんです。
熱いお湯は「心の臓」に負担がかかるから危険ですね。

百合花 美穂さん、言うことがいちいち江戸時代チック（笑）。
そうなる気持ち、わかるんですけどね。

雛 危険かどうかは別にして、「財産あげるから結婚してくれ」と言われることは、しょっちゅうですね。
プレイが終わってもなかなか離れようとせず、「最後まで見送らせてくれ」と後ろをついてきちゃう方も。