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「ヤラせてくれない」とブチ切れた男が暴行

北村誠一(28)がその日、出会い系サイトを介して知り合った島村杏子(22)は、ショートカットに小柄で、なかなかの美人だった。 (これは当たりだな) このところ、出会い系ではハズレばかり引いていた北村は、喫茶店で彼女がアイスティーを飲むのを見ながら、胸のなかでガッツポーズをとっていた。では、さっそくホテルにと思っていると、メニューを見ていた杏子が言った。

被害者:島村杏子(22)
犯行手口:出会い系で会った女性が、デートで飲み食いばかりしてホテルに行く素振りを見せないことに腹を立て、路地裏でついに女性を殴りつけて逮捕される。
犯人:北村誠一(28)会社員

 北村誠一(28)がその日、出会い系サイトを介して知り合った島村杏子(22)は、ショートカットに小柄で、なかなかの美人だった。
(これは当たりだな)
このところ、出会い系ではハズレばかり引いていた北村は、喫茶店で彼女がアイスティーを飲むのを見ながら、胸のなかでガッツポーズをとっていた。では、さっそくホテルにと思っていると、メニューを見ていた杏子が言った。
「このケーキ、おいしそう。食べてもいい?」
 北村はすぐに「もちろん。遠慮なく」と笑って答えた。
(ケーキの一つや二つ、安いもんだ)
 そして、運ばれてきたケーキを頬張る杏子の口元を見ていると、北村はますます下半身がむずむずする思いだった。
 喫茶店を出たのは、15時頃だった。
(今ならこの付近のホテルはすいている頃だ)
 そう思って声をかけようとしたが、杏子の方が先に口を開いた。
「ねぇ。ちょっとお買い物してもいい。ちょっとだけ」
(うーん。仕方ないなあ)
 心中ややムッとしたものの、ここでも北村は笑顔で承諾した。
 そして、化粧品やファンシーショップなどを見て回った。とにかく、女性は商品を見るのが好きである。ほんの3~4店ほど回っただけで、3時間以上経ってしまった。
 しかも、ただ見るだけでは済まない。
「あっ、このポーチ、可愛い」
 杏子がそう言いながら笑顔で視線を投げてくると、無視できない雰囲気になった。
「いいよ。買ってあげるよ」
「本当。うれしい。ありがとう!」
 そんなふうに、いくつかのアイテムを購入してプレゼントした。1個1個は、3000円程度。高からず、安からず。だが、何個も買ったので、出費としてはやや痛い。
 そうしているうち、夕方になった。
「お腹すいたなあ…」
 北村も、買い物に付き合わされて空腹だった。
(よし。腹ごしらえしてからオールナイトだ)
 2人で入ったレストランでは、杏子はよく食べた。デザートもきっちり平らげた。食事が終わった時は、もう夜の9時をかなり過ぎていた。
(よし。今度こそホテルだ)
 そう思って歩き出そうとする北村に、杏子は笑って言った。
「もうおそいから帰るね。また連絡して」
 それを聞いて、北村は激怒した。
「ふざけるな! 帰るだと。いい加減にしろ!」
 そう怒鳴りながら、北村は杏子を突き飛ばした。
「きゃあっ!」
 バランスを失って、杏子は路地に倒れた。すると北村は、杏子のバッグを拾うと、それで彼女を何度もたたいた。
「バカにしやがって」
「やめてー。助けてー」
 通行人が通報し、駆けつけた警官に北村は暴行と傷害の現行犯で逮捕された。

 その後、北村も反省し、また杏子もたいしたケガがなかったことなどから、大事には至らなかったようだ。
 出会い系では杏子のように、男性のスケベ心を利用して飲み食いの料金やプレゼントをたかる女性も存在する。北村が使った金額は3万円近かったというが、例え女性が自分の思い通りにならなくても、暴力を振るうのは問題外だ。二度とこんな事件を起こさぬよう、くれぐれも自戒してもらいたいものだ。

※登場人物はすべて仮名です。
※実際の事件をもとに構成しています。

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