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請求された金額が「高い」と値切られたことで女が逆上

会社員の中山篤(31)は、ラブホテルの一室ですでに女性と一戦交えていた。彼女は、高橋裕子(23)。つい数時間前、出会い系サイトで知り合った。女子大生だと言っていた。会ってみると、ルックスもスタイルも、まあまあで普通だった。それでも、素人の女子大生ということに、なんとなく期待した。 (まあ、いいかな) 中山はそう思って、彼女とホテルに入った。彼女が現金目当てであることも、事前に了解していた。

被害者:中山篤(31)会社員
犯行手口:手当たり次第に物を投げただけ
加害者:高橋裕子(23)専門学校生

 会社員の中山篤(31)は、ラブホテルの一室ですでに女性と一戦交えていた。彼女は、高橋裕子(23)。つい数時間前、出会い系サイトで知り合った。女子大生だと言っていた。会ってみると、ルックスもスタイルも、まあまあで普通だった。それでも、素人の女子大生ということに、なんとなく期待した。 (まあ、いいかな)
 中山はそう思って、彼女とホテルに入った。彼女が現金目当てであることも、事前に了解していた。
 彼女のスタイルは思ったより良かった。肌もきれいなほうだった。セックスも、悪くはなかった。だが、感激するほどのものではなかった。時おりあげる「アン、アン」というあえぎも、身をよじってもだえる様子も、なんとなく演技のようだった。その意味では、素人のようだったが…。
 とくにこれといった特徴もない、ごく普通の、平凡なセックスだった。
 服を着てから、彼女は手を伸ばしながら言った。
「それじゃ、約束だから」
 ホテルに入る前、「3枚」ということで中山は承知した。すなわち3万円。
(1時間ちょっと、1発やって3万か…)
 風俗などと比べれば、明らかに高い金額だ。
「あのさあ、ちょっと安くしてもらえないかな」
「えっ?」
「ほら、まだ1時間しか経っていないし、それに実は俺、ちょっと厳しいんだよね」
 それを聞いたとたん、裕子の態度が激変した。
「ふざけないでよ。約束したでしょう。バカじゃないの!」
 そう怒鳴りながら、中山に詰め寄った。中山はなだめようとして裕子に言った。
「実はさ、2万しかなくて…」
 それが裕子の怒りに油を注いだ。
「ふざけるなよ!」
 逆上した裕子は、手当たり次第に物を投げつけ始めた。
「うわっ、やめろ!」
「うるさいっ!」
 身の危険を感じた中山は、フロントに電話した。
「助けて、殺される」
 ホテルは警察に通報し、パトカーまで来る騒ぎとなった。売春の件は2人ともうやむやにしたが、警察でたっぷり油を絞られた。

 今回はとくに被害届けが出ていることもなく、ケガをしているわけでもないので、2人とも注意程度で済むだろう。
 それにしても、男のほうは野暮というほかはないが、女性のほうも「素人」なのに金のことで逆上するとは大人気なかろう。それにしても、この手の女性たちは自らの「値段」について何を基準に決めているのであろうか。
 ちなみに、「プロよりも素人のほうが金額が高い」というのは、実は今に始まったことではない。昭和30年頃のある調査を見ると、赤線などの料金に比べて、素人のほうが1.5倍から2倍近く高かったらしい。昔から「素人」はひとつの付加価値だったのだ。  

※登場人物はすべて仮名です。
※実際の事件をもとに構成しています。

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