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霊能者のフリをした中年男が恐怖体験

三山宏忠(45)はうだつの上がらない会社員だったが、女性の扱いだけは手馴れたものだった。SNSで親しくなった女性を守備よくホテルに連れ込むと、自分のペースに乗せて思うがままに楽しんだ。 「俺は、実はハンドパワーの持ち主なんだよ」 「何よ、それ」

被害者:高橋友美(23)OL
加害者:三山宏忠(45)会社員
事件概要:会社員の男がイタズラ心で霊能者を名乗り、23歳のOLに「悪い霊を浄化してあげる」などといって適当なことをしていたところ、OLが本当に「神がかり」になってしまい、警察まで出動する騒ぎとなった。

三山宏忠(45)はうだつの上がらない会社員だったが、女性の扱いだけは手馴れたものだった。SNSで親しくなった女性を守備よくホテルに連れ込むと、自分のペースに乗せて思うがままに楽しんだ。
「俺は、実はハンドパワーの持ち主なんだよ」
「何よ、それ」
「フフ、俺がいじれば、もうこんなふうに…」
そういって、三山は彼女の秘所に差し込んでいた指を見せつけた。愛液でしっとり湿っていた。
「そんなの、いじれば当たり前でしょ」
「じゃあ、指以外ならどうだ」
「ちょっと待って。生はダメ」
「大丈夫だ。ほら」
「ああーっ!」
三山はむき出しのペニスを彼女にいきなり挿入した。女性のあえぎ声が部屋に響いた。

その日も三山は、またSNSで知り合った23歳の会社員、高橋友美とホテルに入った。世間話からしだいに「最近、ついていない」という話題になった。
「仕事では怒られてばかりだし、新しく買ったスマホはなくすし、電車で痴漢にあうし、もう最悪」
それを聞いて、三山のイタズラ心が再燃した。
「ほう、それは何かの『障り』かもしれないね」
「えっ。サワリって?」
「実は、僕は霊感を人様の役に立つよう使う仕事をしているんだ。世間でいう霊能者というものかな。もしよければ、僕が見てあげるよ」
「は、はい。お願いします」
友美が飛びついたのを見て、三山は調子に乗った。
「では、お胸をしばし失礼しますぞ」
三山はそういって彼女のバスタオルをはだけると、柔らかい胸に両手を当てた。普通なら、この直後にふざけてプレイへと突入するのだが、友美があまりに神妙な顔つきをしているので、もう少しフリをしてみようと思った。
「ううむ。やはり汚れがあるようですな。清めが必要です。さあ、そこに正座しなさい」
真剣な顔をしている友美をベッドの上に座らせると、両手をかざしてうなりはじめた。
「南無八幡大菩薩。むおおおおお」
三山はすぐに「なーんてね」と笑っておしまいにするつもりだった。ところが、友美の様子がおかしくなっていった。正座したままうなだれていたかと思うと、急にあお向けにバタッと倒れた。見れば、白目をむいている。
「おい、ちょっと」
驚いた三山があわててゆり動かしたが、反応がない。だが、すぐに友美は手足をガクガクと動かすと、いきなり奇妙なうなり声をあげた。
「ううう、うぉーおおおお!」
そして、いきなり起き上がると、全裸のまま部屋じゅうを飛び跳ねた。それから、窓めがけて突進すると、カーテンを引っ張ってガタガタゆさぶり出したのだ。
「ちょっと、やめて」
三山は止めようとしたが、友美はすばやく窓をこじ開けると、外に向かって大声を放った。
「うおおおおん。うおおーっ」
その騒ぎに、通行人らが集まってきた。挙げ句、利用客か誰かが通報したのだろう。パトカーまで来る騒ぎとなってしまった。
約2時間後、友美は正気を取り戻した。騒いだことは「まったく覚えていない」と話した。

この件で、2人はホテルに詫びるとともに、警察に事情を話しただけで収まった。警官から「あまり人騒がせしないで」と小言をいわれただけで済んだのは幸いだった。

ちなみに昭和49年(1974)には、広島市内の高校で文化祭のイベントで心霊術をかけられた女子校生が、3日間にわたって半狂乱になったという事件が起きている。おもしろ半分でやったつもりで、催眠状態になってしまい手がつけられない事態になってしまったらしい。滅多に起こることではないが、素人が見よう見まねで下手なことをするのはやめたほうがいだろう。

※登場人物はすべて仮名です。
※実際の事件をもとに構成しています。

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