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不倫経験アリのきゃりぱみゅ好きなOL「ゆいちゃん(26)」に即会いしました!

記者は今年で36歳になる。実家の老いた両親は、月に一度は電話をかけてきて、「まだかまだか」と一人息子の結婚を急かすのだが、そんなこと言われても、相手がいなければどうしようもないではないか。そんなボヤキを聞いた『恋華大衆』編集部が、記者にすすめたのが出会いサイトである。 「そういう人のための出会いサイトですよ! 経費は編集部で持ちますから、いい女を捕まえてそろそろ幸せ掴んでくださいよ!」

記者は今年で36歳になる。実家の老いた両親は、月に一度は電話をかけてきて、「まだかまだか」と一人息子の結婚を急かすのだが、そんなこと言われても、相手がいなければどうしようもないではないか。そんなボヤキを聞いた『恋華大衆』編集部が、記者にすすめたのが出会いサイトである。

「そういう人のための出会いサイトですよ! 経費は編集部で持ちますから、いい女を捕まえてそろそろ幸せ掴んでくださいよ!」

と、妻帯者に上から目線で言われて若干気に触ったが、悪い話ではないとも思う。
 編集部の要望は、出会いサイトにかじりついて、女に出会うまでをルポしてほしいとのこと。初心者の記者なら、大手の老舗サイト、「PCMAX」(ピーシーマックス)から始めるのがよいだろうと親身なアドバイスももらった。なにしろ同サイトは、数百万人の会員と、10年以上の歴史を誇るビッグネームらしく、

「それだけ会員がいれば、誰かひっかかるでしょ」

と、編集部は高田純次ばりの適当加減だ。

 かくして、記者は、出会いの可能性を最大化するよう、プロフィール設定に知恵を絞りながら会員登録をしてみた。

【年齢】サバ読みなしの36才
【身長】実サイズに5センチ上乗せ
【体重】5キロカット
【自己PR】お酒とおしゃべりをこよなく愛する社交的で陽気な男を強調。

ただ、これだけでは他のライバルと差別化できないので、人相占いを勉強中ってことにした。女子の目からすれば、なかなか気になる人物像のはずだ。上出来である。

 さて、会員登録が済んだら、まずは掲示板に書き込みである。釣りと同じで、針を垂らさなければ魚はかからない。そして、魚が食いつくためにはエサが必要である。

 いまどきの女子の気を引くには、何を訴えたらよいのだろう。10分ほど考えて出た結論は、きゃりーぱみゅぱみゅである。きゃりーちゃんなら女子受けは間違いないはずだし、こちらも、きゃりー好きを装うことで、ファッション感度高めの男をアピールできる。なんて素晴らしいエサだろうか! 

さっそく掲示板に、きゃりーのライブに誘う書き込みをしてみた。あとは朗報を待つのみだ。

 最初のメールが届いたのは、それからわずか5分後。きゃりーグッジョブ! と親指を立てながらメールを開く。

「あなた、業者なの?」

 たった一行だけ。なんの業者を指しているのか不明だが、どうも警戒されているようだ。この後さらにメールが4通来たが、どの子も「気になります」ボタンを押すにとどまっている。記者の書き込みが気になってはいるが、返信メールを書く手間をかけるほどではない、という意味だ。興味が半分、警戒が半分といったところか。入れ食いの予想に反して、なかなか手ごわい展開である。

 気を引き締めて、その4人に丁寧なメールを送ってみる。とりあえず、「気になります」ボタンを押してくれたお礼と、自己紹介である。  それに返事をくれたのは、ただひとり。「ゆいちゃん(26才)」から、

「きゃりー好きなんですか?」

とメールが来た。きゃりーのファッションが好きだと記者が返すと、ここでどうやら仲間認定された様子。ゆいちゃんは次々ときゃりー愛にあふれるメールを送ってくる。記者は一生懸命ネットできゃりー情報を検索して返事を書きつつ、

「会社にもきゃりー好きの女子はいるの?」

と、徐々に話題を彼女の勤め先にずらしていく。人間なら誰しも、たいてい勤務先に不満を持っているもの。愚痴を聞きつつ距離を詰める作戦だ。

「他の女子と話さないから分からないです」

と、案の定である。
 こうなればあとは丁寧に釣り糸を巻きとるだけ。トータルで50往復程度のメールをやりとりし、新宿で会うことになった。

 待ち合わせ場所にはやめに着いた記者は、きゃりー風のビビッドなファッションに巨乳を包んだゆいちゃんを、雑踏の中に探していた。

 そこへ声をかけてきたのは、きゃりー服とはほど遠い地味ファッションの女性。つけまつ毛も無しだ。しかも口元はマスク着用である。そう、人生とは、「話が違う!」の連続なのである。

 ただ、喫茶店に入り、落ち着いてよく見れば、決してハズレではなかった。なまじ期待値が高かっただけにズッコけたが、お笑い芸人の友近に似た感じの顔は、中の上ランクだろうか。

 コーヒーを飲みながら、さっそく核心に触れてみた。

「きゃりーちゃんみたいな格好で来るかと思ってたよ」

 彼女は笑って答える。

「いい大人が、まちなかであんな格好してたらおかしいでしょ」

 ごもっともだ。すごく常識人である。なのに、どうして会社の同僚とうまくいかないのだろう。メールでは、婦人服売り場のリーダーとして、あえて嫌われ役をやっていると書いていたが、それだけが理由だろうか。

「う~ん、私、不倫してたんですよ。上の人と。それがみんなにバレちゃってるんです」

 不倫を続けた理由ががぜん気になる。

「それ聞きます? だって、したくなるときって、あるじゃないですか」

 ストローでコーヒーをかきませながら、バツが悪そうに彼女は言うが、あえて狭い人間関係のなかでやらなくてもよさそうだが……。

「私と会って、どう思いました?」

 いきなり不倫話を打ち切って話を変えた。セックスの誘いの入り口というにおいがする。願ったり叶ったりだが、他の男ともこんな風に会って、セックスしているのなら、ちょっとイヤである。ここはストレートに聞いておくべきだろう。

「あのサイトで会った人とセックスしてるの?」

 ひと呼吸置いたあと、めったに会わないし、会ったとしても食事程度だと彼女ははぐらかす。十中八九、ウソだろう。試しに、男と食事をしたとき、どんなお店に連れて行かれたかを尋ねてみると、

「ほとんど居酒屋かなあ」

と、かなりの数の男性と会っている気配だ。

「でも、お酒を飲んだらやりたくなっちゃうんでしょ?」

 彼女はバッグからタバコを取り出し、火をつけた。煙を吐きながら、不機嫌そうに

「会った男の人全員とやっちゃうほどバカじゃないし」

と反論し、携帯電話をいじりはじめた。
 10分経っても、彼女の電話いじりは終わらない。邪魔をしないようにおとなしく待っていた記者だが、次の質問を投げてみた。

「ご飯だけの相手と、セックスまでいけちゃう相手は、どのへんに違いがあるの?」

 いじっていた携帯電話をパタンと閉じ、頬杖を突きながら、彼女は満面の笑顔をつくった。

「質問ばかりする男の人は、嫌われますよ。次、用事が入ったから。じゃあね」

 そう言って、ウェイトレスが水を注いだばかりのグラスを、一気に飲み干し、彼女は喫茶店を出て行った。
(次回に続く)

 

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