2013年09月13日 00時00分 公開

41歳独身記者が 婚活サイト アイ・キューピットで 結婚したい！第3回

• 桃色コラム

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「アイ・キューピット」に登録したはいいものの、メールでのやり取りがうまくいっていなかった僕（41歳・独身）は、同サイトの中に「パーティー最新情報」なる項目を発見。さっそくチェックしてみると、なんと毎週末、都内各所でパーティーがおこなわれているではないですか！　ほう…いわゆるお見合いパーティーってやつですね。

「アイ・キューピット」に登録したはいいものの、メールでのやり取りがうまくいっていなかった僕（41歳・独身）は、同サイトの中に「パーティー最新情報」なる項目を発見。さっそくチェックしてみると、なんと毎週末、都内各所でパーティーがおこなわれているではないですか！　ほう…いわゆるお見合いパーティーってやつですね。噂には聞いたことあるけど、いまだ行ったことないんだよなー。

今回せっかく登録したことだし、こういう場にも積極的に出ていかないとな…。そう言い聞かせ、週末の土曜日に銀座でおこなわれる30対30のパーティーに申し込んでみることに。

 

そうして、やってきたパーティー当日。土曜日とはいえ、念を入れてスーツを着込んで出陣。16時半からのスタートだったのだが、めったに来ない銀座、かなり迷ってほぼ16時半ちょうどに会場到着。受付で数人が並んでいたが、中では既にパーティーが始まっているようで、マイクによる説明が聞こえてきます。ヤバい…初めてなのに聞かなくて大丈夫か…？

 

受付で番号札やプロフィールカードを渡されて、中に入ると、各30人の男女が向かい合う形でズラリと座っている光景にたじろぐ…。うおっ、こういう感じなのか。自分の番号（僕は30番）の書かれた席に座り、こちらのことを相手に伝えるプロフィールカードの項目を慌てて埋めていると、唐突にＭＣ役のスタッフが「それではスタートです！」と告げた。え、もう…？（汗）。よくわからないまま周りにならって、目の前の女性と会話を始める僕。どうやら、お互いのプロフィールカードを交換しながら、全員の女性と1分ずつ会話をしていくようだ。とりあえず、なんか話さなきゃ…！

「こんにちは」
「こんにちは。よろしくお願いします」
（お互い、プロフィールカードに目を落として、しばし沈黙…）
「あ、旅行が好きなんですね」
「そうなんですよ。趣味はスポーツ観戦とありますけど、何が好きなんですか？」
「えっと、いちばん好きなのは格闘技とかプロレスなんですけど」
「あ、へー。そうなんですね」

あれ…全然盛り上がらない…。ヤバい、なんか話さないと…。えっと、えっと…。

「はい。では、お席の移動をお願いします！」

うわ、早いよ！　ひとりと話すごとに、男性がひとつ席をずれていく形式らしく、それに従って僕もひとつ横の席に移動。先程と同じように「こんにちは」と言いながら、また最初から同じように会話をしていきます。ふたりめの女性は、結構、僕の好きな「キレイめお姉さん系」の28歳。がぜんテンションが上がりますが、いかんせん時間は1分間。このわずかな時間で相手に自分を印象づけるのは、かなり至難の業です…（汗）。

一連の流れを繰り返すこと30人。話し好きなコもいれば、あまり積極的に会話したいと思えないコもいるので、同じテンションを保つのが一苦労。ひとりひとりの印象を覚えておくだけでも大変です…。

全員との会話を終えると、フリータイム。ここでは4人まで、気になった女性と改めてマンツーマンで3分間話せるとのこと。ただし、席が取れればの話なので、皆、気に入った女性の席付近でソワソワしています。

「では、フリータイムスタートです！」

ＭＣの一言で、皆話したい女性めがけて、わっとハイエナのように群がります。その気迫と速さに圧倒され、2回連続で、お目当ての女性の前に座れず…。特にルックスのよい女性ほど競合率が高いので、争奪戦は熾烈。僕は3度目も狙っていた席に座れず、いよいよ後がない中、最後のトライで、やっとお目当てのＯＬ、ユカコさん（27歳）の前の席をゲット！　嬉しさから3分間の間、とにかく必死でアピールします。「ぜひ今度、ご飯に行きましょう！」。そのセリフを最後に、彼女とのトークは終了。残すはカップル発表のみとなりました。

カップルになりたい人の番号を記入する第一希望の欄にはもちろんユカコさんの名前を書き込み、あとは気になった順に番号を埋めます。それをスタッフに手渡し、スタッフが男女全員の回収を終えると、いよいよカップル発表。ＭＣが「本日のカップルは6組！」と告げると、会場内にピーンと張り詰めた空気が…。そんな中、「まずは女性7番と、男性18番」「女性13番と男性6番」と、次々とカップルが発表されていきます。そして5組め。

「女性24番と男性…30番」

男性30番って、え、俺…？　女性24番は…おーっ、なんとユカコさんじゃないですか！　やった、やりました！　まさかのカップルになれちゃいました！　ビギナーズラック！

 

パーティー終了後、会場の外で合流した彼女と、かるく食事に行くことに。「なんで僕のこと書いてくれたんですか？」と聞いたら、「なんか一生懸命話す姿に好感を持ちました」とユカコさん。もしかして彼女と付き合えちゃったりするのかなー。ムフフ。いやー、パーティー、参加してみるもんですねー。今夜は実に酒がンマーイ！

（次回に続く）