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寒くなってくると人肌のぬくもりが欲しくなるのはボクだけじゃないだろう。そう、冬ほど出会いが欲しくなるワケで。でも、そんなチャンスはなかなか無いワケで。
寒くなってくると人肌のぬくもりが欲しくなるのはボクだけじゃないだろう。そう、冬ほど出会いが欲しくなるワケで。でも、そんなチャンスはなかなか無いワケで。
「だったら、いい出会い系サイトがあるんだけど」と、友人が教えてくれたのが『メル☆パラ』だった。
なんでも、14周年目に突入した老舗サイトで会員数も150万人を突破しているとか。ボクが思うに、優良な出会い系サイトの見分け方って、まず歴史があること。その理由は、信頼があるからこそ長く続くワケで。
そして、やっぱり会員数の多さもポイントだろう。当然、会員が多いほど出会いも多くなるのだから。つまり、『メル☆パラ』って、それを満たしているワケで期待大なのだ。
さて、出会いにもイロイロある。「何でも話せるメル友や遊び友、趣味友が欲しぃ」といったものから、「大事な彼氏や彼女が欲しい」など、人それぞれである。
今回、ボクが望んだのは、「ひとまず"呑み友"が欲しいっす!」ということ。そして、「そこから仲良くなれれば、いずれは……」というアピールをしてみた。
すると、何通かのメッセが届き、24歳のOLだという美咲さんが「わたしも寂しくて、めっちゃ呑み友が欲しい」とのこと。なので、彼女が比較的に時間に余裕があるという、ある金曜日の夜に待ち合わせをした。
目的の場所で待っていると「あの~……」と、背後から声が。美咲さんである。28歳ということだが、まだ女子大生でも通じるほどのルックスである。
「じゃあ、さっそく呑みに行きましょう!」ということで、個室のある居酒屋へ。カンパイをして、イロイロと彼女を探ってみる。なんでも、7年も彼氏がいないそうだ。そんなにカワイイのに?
「短大を卒業して、今の会社に入った時は彼氏はいたの。でも、仕事がメッチャ忙しくなって自然消滅。で、会社はオッサンばかりでノーガンチュウだし(笑)」と美咲さん。
「だからさぁ、出会い系に登録しようと思って。でも、他のところって、イマイチで。でも、このは『メル☆パラ』イイんじゃないかな~って予感する(笑)」とのこと。いや~、ボクもそう思うよ。だって、美咲さんみたいな人と出会えたんだから!
そう思っていたら、少し酔ってきた美咲さんが「寂しいんですよね? 呑み友だけでイイんですか?」と悪戯っ娘のような目で訊いてきた。テーブルの下では、ナント、足を絡めてくるではないか! 個室居酒屋といえ、なんて大胆なのだろう。
「も、もちろん、ボクも呑み友だちだけでは満足できそうにないっす!」といえば、美咲さんは、さらに大胆にも「じゃあ、場所を移しませんか? ここも個室ですけど、ベッドがある個室に……(ニヤリ)」
そんなこんなで居酒屋を出て、怪しいネオンが光る建物が建ち並ぶ場所を目指して歩き出す二人。「寒いよぉ!」と、なんと腕を絡めてくる美咲さん。こりゃあ、どっからどう見ても二人は恋人同士だろう。
もう少しで目的の場所に着く……と思っていたら、彼女のケータイにメールの着信音が。そして、チェックした瞬間、「まぢぃ!」と呟く美咲さん。
「ごめん! なんか、天気が悪くなるみたいで、ウチの方、もう雪が降ってるって! 明日、朝から外せない用事があって。帰れなくなっちゃうと困るから……ごめんなさい!」というやいなや、駅に向かって走り出した美咲さん。走り去る彼女を、せめて忘れないようにと、その後姿を写真に撮るのが精一杯だったボク。
冒頭で寒くなると人肌のぬくもりが欲しくなると書いたボクだけど、今回ばかりは寒すぎたようである。「雪のバカ~!」と呟きつつ、その後もメッセで彼女とやりとりできてるんで、まずは満足しているボクであった。
メル☆パラ
URL:http://meru-para.com/