2017年07月12日 17時00分 公開

医師による「美人患者盗撮DVD」販売の実態

• 桃色コラム

• 盗撮
• DVD
• 病院
• OL
• 週刊大衆2017年07月17日号
• 人妻
• 女子大生
• ブラジャー

　その疑問に答えてくれたのが、先の薬剤師の紹介で接触することができた、港区の某病院所属のレントゲン技師だ。医療の現場で起きている卑劣な盗撮行為の現状を知る人物である。

「病院内で医師はヒエラルキーの頂点ですからね。多少、不自然な行為があっても黙認されます。夜勤も多いですし、更衣室に忍び込んで、カメラを仕掛けるなんて造作もないことです」と、盗撮の実行犯と卑劣な手口を解説した後、こう続ける。「医師にしても、患者として女性の裸を見るのと、着替えを見るのでは興奮度が全然違うそうです。後者だと女の子の私生活を覗くようなものですから」（前同）

　被害者にはたまったものではない感想だが、技師は続けて説明する。「貧乳の女の子が、胸の周りの肉まで集めて、ブラジャーに押し込んだり、いかにもキャリアウーマンふうなのに着替えが雑だったり。普通のＡＶであれば何の価値もないシーンが、自分が撮影されていると知らない素人娘が被写体というだけで、見応えが変わるとか。最終的には美人患者に絞って編集されるので、マニアにはたまらない仕上がりのようです」（同）

　だが、本当に驚かされたのは、このＤＶＤの流通経路だった。「自分が撮影したものとは言わず、同業者の間で、そんなものがはやっていると、医師たちがこの映像の魅力を、なじみの患者さんたちに宣伝するんです。お金持ちの患者さんもいますから、１時間のＤＶＤが１０万円で売れることも珍しくない。元はタダみたいなものなので、バカにできない副業になっているみたいですね。今やファンもついていて、筋違いな使命感に燃えている医者もいる有様です」（同）

　自分の性のはけ口にするだけでは飽き足らず、抱える富裕層の患者を顧客に、高額で売りさばく――あまりに卑劣で許せない行為である。「盗撮自体が軽犯罪法違反や迷惑防止条例違反の罪に問われますし、営利目的での売買となると、わいせつ物頒布等の罪にも問われる可能性があります。逮捕されれば実刑もありえますね」（法律事務所関係者）

　何も知らない女性の尊厳を踏みにじり、金儲けをもくろむ悪辣な医師。彼らに厳罰が下ることを願いたい。