1. 風俗大衆JointStyle
  2. TOPTOP
  3. ニュース一覧
  4. 風俗ゴマメ模様
  5. トップキャストに翻弄される悲劇

トップキャストに翻弄される悲劇

風俗ライターとして平成の9割を生きてきたわけだけどさ。これまでに、イロイロなタイプのキャストさんを取材してきた。

個人的には俺がライターデビューした頃のキャストさんは大概にしておおらかな女性が多かったように思える。まぁ、俺自身も20代前半で若かったこともあるけど、面倒見のいい姐さんタイプが多かった。 コチラがインタビューに伺っているのに「独り暮らし? ご飯、ちゃんと食べてる?」みたいな感じでさ。帰り際にお客様からの差し入れをお裾分けしてくれたりしてな。和気あいあいしていたんだよ。



それが現在は……なんて愚痴みたいなことを書きたくはない。ただ、ぶっちゃけギスギスした女のコが増えてきているのは否めない。もちろん、お客様へはちゃんとした対応をしているんだろうけどさ(←そう信じたい)。

俺が思うに、この状況になったのはネット社会、モバイル社会になってからだと思うよ。たとえば、お店の公式サイトやポータルサイトでランキングがあるじゃん?  アレって絶妙に女のコ同士の間に格差を明確にしてるだろ? そこでピュアに「私もNo.1を目指して頑張る!」となればいいのだけれど。多くが「なんで、あのコがNo.1なのよ?」と思ってしまうものだしね。

しかし、No.1って、なんなのだろうね? もちろん、指名率、リピート率の高さというものは分かる。しかし、俺自身、時々、某大手サイトのランキングを見ていて「コイツが?」と思っちゃうこともあるよ。いや、思わされたことがある。しかも、つい先日。

それは某求人媒体で都内のデリヘルのキャストさんのインタビューを行った時のこと。直前になって取材対象が当日欠勤となり、代わりのキャストさんを用意した。まぁ、風俗業界ではよくあることで。本当はよくあってはいけないことなんだけどね、一般社会的にはね。

しかし、こちらとしては急遽ということで「急なことで申し訳ない」的に出るわけだ。そして、名前を伺い、「それではヒトミ(仮名)さん、よろしくお願いいたします」と始めようとした時のこと。

彼女が「ヒトミさん? ”さん”じゃないでしょ? ヒトミ様でしょ!」と言い出した。なんでも、「アナタ、私を誰だと思ってるの? 私、○○(某風俗サイト)のランキングでNo.1になったのよ?」とのことだ。 だから、様付けで呼べとのこと。これがジョークならまだしも、真顔で言うから驚いたね、俺は。 ちなみに、これがSMやM性感の女王様や痴女様だったら喜んで様付けするけどね、俺はドMだから。で、「ヒトミ様はSですか? Mですか?」と聞けば、「Mよ……」って。同じM同士で様付けできるかって!(←Mの小さなプライド)

そして、このヒトミ様、ことあるごとに、「私、No.1よ?」と言ってくるから困ったものだ。 求人系媒体だから仕事を頑張ればプライベートも充実しますよね……という話の展開から「趣味は?」と聞けば、「私、No.1よ? なんでプライベートの話をしなくちゃいけないの?」と言いやがる。 写真撮影で「スマイルください」とお願いすれば「私、No.1よ?」と拒否するし。俺の中ではダメキャストNo.1だって~の!

終始、こんな感じで取材が進み、様付けで名前を呼ばれてはご満悦の彼女。某媒体でトップになったからといって何なのだろうか? ユーはNo.1で“天国“気分だろうけど、俺はヘルな気分だって! まぁ、失敗談では無いのだけど。気持ち的にはゴマメ体験であった。


(文=亦滑訓仁:風俗ライター集団F.M.W

同じカテゴリーのオススメ記事同じカテゴリーのオススメ記事

同じタグのオススメ記事同じタグのオススメ記事