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四国にあるのに、なぜか大阪臭のする思い出の風俗店

先日、家の近所に某有名たこ焼きチェーン店がオープンした。 あれって、けっこうな油を使っているんだろうな。 家の周辺が鉄板で焼いた油臭がしてきて、「洗濯物がたこ焼きのニオイがして参ったわ!」とボヤく主婦を見かけた。 で、俺はある風俗店を思い出した。 あ、そうそう、ちなみに今回はプレイ内容に特徴があるとか、プレイルームが面白いという思い出じゃないからね。 シチュエーション的に思い出になっているという話だよ。 今から十数年前のこと。 当時の俺は諸事情により地元の千葉県某所と四国某所を行き来する生活をしてたんだな。 当然、四国では羽を伸ばそうと、ポコチンまで伸ばしてたんだな。 つまり、デリヘルで遊んでいたワケだ。 特に『A』という店が気に入ったので、贔屓にしていた。 四国滞在中に週2で利用していたほどだ。 それほど女のコのクオリティが高かったのだけど、一つ気になることがあった。 それは、ある日のこと。 お相手のAちゃんを抱きしめると、なんとなく、「お昼ごはん、お好み焼きだった?」と言いたくなるニオイ。 つまり、鉄板で焼かれた油のニオイというか、大阪のお好み焼き屋さんの店内のニオイがするんだよ。 まぁ、その女のコが可愛いかったので構わずにプレイをしたんだ、偶然だと思って。 そして、その5日後のこと。 別の女のコとプレイをすることになったけど、やはり、大阪のお好み焼き屋さんのニオイがしたんだわ。 それは、その次のお相手になった女の子も然り。 ついに俺も我慢できないというか、不思議に思って女のコに聞いてみたんだ、「なんで、このお店の女のコは……」と。 すると、その時のお相手だったMちゃんが罰悪そうに教えてくれたのは、けっこう驚愕の事実が発覚した。 「だって、お客様に呼ばれる前まで、たこ焼きを焼いていたもん!」 どういうことか? 実はそのデリヘルの事務所は、女のコの待機場があるビルの一階でたこ焼き屋さんも営業していて、時間の空いている女のコを働かせていると。 そうすることで女のコも稼ぎが上がるという、なんたる二毛作なのだろうか。 しかし、内情はイロイロあるようで、「求人広告に“最低限の保証あり”って書いてあったんだけど、その保証というのが、たこ焼き屋のバイトをやることでの保証だったのよ!」と、女のコは立腹気味だった。 そりゃ、まぁ、怒るよなぁ、ダチョウ倶楽部並みに「聞いてないよ!」的な展開だったと思う。 結局、そのデリヘルは無くなってしまったけど、今でもたこ焼きを見たり、お好み焼き屋さんに入って漂ってくるソースと油の入り混じったニオイを嗅ぐと思い出す『思い出風俗』な店である。 (文:亦滑訓仁)

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