2013年04月09日 10時00分 公開

痴漢の冤罪で逮捕された男が 警察と女への復讐のため強姦 vol.2

• 桃色コラム

• 実録「レイプ裁判」

だが、その生活も１年後に終わりを告げる。入院していた父親が息を引き取ったのがきっかけだった。 父親の死後、義母の提案で住んでいたマンションを売却。すべての手続きを終えると義母は、 「じゃあ私は、また新しいオトコを見つけるから」と、あっさり別れを告げて立ち去ったのだ。

だが、その生活も１年後に終わりを告げる。入院していた父親が息を引き取ったのがきっかけだった。
父親の死後、義母の提案で住んでいたマンションを売却。すべての手続きを終えると義母は、
「じゃあ私は、また新しいオトコを見つけるから」と、あっさり別れを告げて立ち去ったのだ。
ひとりになった鮫川は、安アパートでの生活を始めた。義母とのセックスがいつまでたっても忘れられなかったが、かといって女性を襲おうという気などまったくなかった。
しかし、そんな彼を豹変させる事件が起こってしまう。
父親の遺産を食い潰した彼は、アルバイトを始めた。そして、仕事に慣れてきた頃だった。通勤途中の満員電車内で思わぬ事が発生した。
「何するのよ！この人、痴漢でーす！」
若い女性が振り返りざま鮫川を睨みつけ、大声で叫び出したのだ。
「え!?オレじゃねえよ」
身に覚えがなかったので慌てて否認したが、女性は物凄い剣幕で怒りまくった。
「とぼけるのも、いい加減にしなさいよ」
鮫川は口論の末、周囲の乗客たちに無理矢理取り押さえられ、近くの駅で降車させられる。駅員に引き渡されると、そのまま警察に連行されて逮捕されてしまった。
留置場では、刑事から「犯行を認めれば罰金で済む。だが、否認し続ければ裁判だ」と自白を勧められた。
「もういいです。オレがやったということで……」
はらわたが煮え繰り返る思いだったが、最終的に説得に促されるまま自白を選ぶことにした。
こうして鮎川は留置を解かれたが、職場に戻ると一方的にクビをいいわたされた。身元確認で仕事先に通報されていたからだった。
"オレの人生をめちゃくちゃにしやがって！"
鮫川のなかで何かが吹っ切れた。収まりきらない憎悪は、自分を痴漢犯に陥れた女性はもとより、警察にも強く向けられた。
"オレだってセックスしたくても我慢してきたんだ。だったら、今度はオレをハメた女たちと警察の連中に復讐してやる！"
その晩、彼は駅前で獲物を探し回り、巨乳でミニスカートの似合う美人ＯＬの桐山夏希さん（２４）に狙いを定めると尾行を始めた。
彼女の家を突き止めると、数日間に渡って入念な下調べを行ない、計画を実行に移した。

04月10日公開のvol.2へ続く・・・